2026年2月
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アシナガバチの種類で見分ける危険度の違い
一口にアシナガバチと言っても、実は日本には多くの種類が生息しており、その種類によって見た目や性格、そして危険度も少しずつ異なります。私たちの身近でよく見かける代表的な種類とその特徴を知ることは、適切な対応をとる上で役立ちます。最もよく目にする種類の一つがセグロアシナガバチです。体は黒っぽく、背中に黄色の模様があるのが特徴で、都市部でもよく見られます。比較的攻撃性は高いとされており、巣に近づくと威嚇してくることが多いので注意が必要です。次に、キアシナガバチは全体的に黄色っぽい体色をしており、セグロアシナガバチよりも少し細身です。こちらも攻撃性は比較的高めで、巣の防衛本能が強いことで知られています。巣は軒下など開放的な場所に作られることが多いです。一方で、コアシナガバチは他の種類に比べて小型で、性格は比較的おとなしいとされています。巣も小さめで、庭木や生垣など低い場所に作られる傾向があります。しかし、おとなしいからといって油断は禁物です。どの種類のアシナガバチも、巣を脅かされたと感じれば攻撃してきますし、毒の強さに大きな差はありません。アナフィラキシーショックを引き起こす危険性は等しく持っています。重要なのは、種類によって巣を作る場所や攻撃性に多少の違いがあることを理解し、ハチの種類を特定できなくても、アシナガバチの巣を見つけたら不用意に近づかないという基本原則を守ることです。見かけの色の違いや大きさだけで危険度を判断するのではなく、アシナガバチという存在そのものが潜在的な危険をはらんでいることを常に意識し、慎重に行動することが大切です。