基礎のひび割れは、放置すると危険ですが、すぐに専門業者に依頼できない場合もあります。そのような場合は、応急処置として、自分でDIYで補修することも可能です。この記事では、基礎のひび割れに対する応急処置と、自分でできるDIY補修方法について解説します。まず、応急処置として、最も簡単な方法は、クラック補修材を塗布することです。クラック補修材は、ホームセンターなどで手軽に購入することができます。クラック補修材を塗布する際には、ひび割れの周辺を綺麗に掃除し、マスキングテープで養生します。次に、クラック補修材をヘラでひび割れに塗り込みます。クラック補修材は、ひび割れにしっかりと充填するように塗りましょう。補修材が乾燥したら、表面を刷毛で均一に仕上げます。この方法で、ヘアークラックであれば、応急処置として、ひび割れの進行を抑制することができます。次に、自分でできるDIY補修方法として、エポキシ樹脂注入があります。エポキシ樹脂注入は、ひび割れにエポキシ樹脂を注入することで、ひび割れを補強する方法です。エポキシ樹脂注入には、専用の道具が必要になりますが、比較的簡単に補修することができます。エポキシ樹脂注入の手順としては、まず、ひび割れに沿って、注入孔を開けます。次に、注入孔からエポキシ樹脂を注入します。エポキシ樹脂が硬化したら、表面を平らに仕上げます。これらのDIY補修方法は、あくまで応急処置であり、根本的な解決にはなりません。そのため、DIYで補修した箇所も、定期的に点検を行い、必要であれば、専門業者に依頼して、補修を行うようにしましょう。基礎のひび割れは、放置すると危険なため、適切な対処を行いましょう。