基礎のひび割れ、放置は危険!原因から補修方法、費用まで徹底解説
家の基礎にひび割れを発見したら、不安になりますよね。基礎は、建物を支える最も重要な部分であり、ひび割れを放置すると、建物の強度に影響を及ぼす可能性があります。この記事では、基礎にひび割れが発生する原因から、適切な補修方法、費用相場、そして、専門業者への相談タイミングまで、詳しく解説していきます。まず、基礎にひび割れが発生する主な原因は、乾燥収縮です。コンクリートは、水分が蒸発する際に収縮する性質があり、その際にひび割れが発生することがあります。これは、ヘアークラックと呼ばれる、幅の狭いひび割れで、比較的軽度なものが多いです。しかし、地盤沈下や不同沈下も、基礎にひび割れを引き起こす原因となります。地盤沈下とは、地盤が沈下する現象で、不同沈下とは、建物の一部だけが沈下する現象です。これらの現象によって、基礎に大きな力が加わり、ひび割れが発生することがあります。また、地震や建物の経年劣化も、基礎にひび割れを引き起こす原因となります。基礎のひび割れを放置すると、ひび割れが拡大したり、雨水が浸入して、基礎内部の鉄筋を腐食させたりする可能性があります。最悪の場合、建物の倒壊につながる危険性もあるため、早めの対処が必要です。基礎のひび割れを発見したら、まずはひび割れの幅や深さを確認しましょう。幅が0.3mm以下のひび割れは、ヘアークラックと呼ばれるもので、すぐに補修する必要はない場合もありますが、経過観察が必要です。幅が0.3mm以上のひび割れや、深さが5mmを超えるひび割れは、構造上の問題がある可能性が高いため、専門業者に相談するようにしましょう。専門業者であれば、ひび割れの原因を特定し、適切な補修方法を提案してくれます。