我が家にもついに、あの黒い悪魔G(ゴキブリ)が出没するようになってしまいました。スプレーで退治してもキリがないし、業者を呼ぶほどでもない…そんな時、ふと思い出したのが昔ながらの「ホウ酸団子」でした。インターネットで作り方を調べてみると、意外と簡単そう。よし、ここはひとつ、手作りしてみようじゃないか!と意気込んで、材料集めから始めました。用意したのは、ホウ酸(薬局で購入)、玉ねぎ(ゴキブリが好む匂いらしい)、小麦粉(つなぎ)、砂糖(誘引剤)、そして水。分量は、色々なレシピがありましたが、ホウ酸の割合が全体の30〜50%くらいになるように調整するのがポイントのようです。まずは玉ねぎをすりおろし…これが結構涙との戦いでした(笑)。すりおろした玉ねぎに、ホウ酸、小麦粉、砂糖を加えてよく混ぜ合わせます。ホウ酸は粉末状なので、吸い込まないようにマスクは必須!手袋も忘れずに装着しました。水を少しずつ加えながら、耳たぶくらいの固さになるまでこねていきます。粘土遊びみたいでちょっと楽しいけれど、これがゴキブリ退治の秘密兵器になると思うと、複雑な気分です。生地ができたら、小さく丸めて団子状にします。直径1センチくらいの、ゴキブリが運びやすい(?)サイズが良いとのこと。天板に並べて、あとは乾燥させるだけ。風通しの良い日陰で数日間、カラカラになるまで干します。カビが生えないように注意が必要ですね。完成したホウ酸団子は、見た目は地味だけど、なんだか達成感があります。早速、キッチンの隅や冷蔵庫の裏、洗面所の下など、ゴキブリが出没しそうな場所に設置しました。子供やペットがいない家なので設置場所の自由度は高いですが、それでも誤食には十分注意しなければなりません。さて、効果のほどは…?即効性はないとのことなので、しばらく様子を見るしかありません。でも、自分で作った団子でゴキブリがいなくなったら、それは嬉しいだろうな、と淡い期待を抱いています。手作りホウ酸団子、思ったより簡単にできましたが、作る過程での安全対策と、設置後の管理はしっかり行う必要があると実感しました。