クーラー水漏れ、プロが教える原因特定と自分でできる応急処置
クーラーの水漏れが発生したら、まずは、原因を特定することが重要です。この記事では、クーラー修理のプロが、水漏れの主な原因と、自分でできる応急処置について解説します。まず、クーラーの水漏れの主な原因は、ドレンホースの詰まりです。ドレンホースは、室外機から出ているホースで、ホースの先が詰まっていると、水が排出されずに、室内機から水漏れを起こしてしまいます。ドレンホースの詰まりを解消するためには、ドレンホースの先端を掃除機で吸い込むか、ドレンホースクリーナーを使用するのが効果的です。次に、フィルターの汚れも、水漏れの原因となることがあります。フィルターが汚れていると、エアコン内部の空気が循環しにくくなり、結露が発生しやすくなります。結露した水が、ドレンホースに流れずに、室内機から漏れてくることがあります。フィルターの汚れを解消するためには、フィルターを定期的に掃除するようにしましょう。フィルターの掃除は、月に一度程度が目安です。そして、ドレンパンの破損も、水漏れの原因となることがあります。ドレンパンとは、クーラーの内部に設置されている、結露した水を受け止めるための受け皿です。ドレンパンが破損していると、水が漏れてきてしまいます。ドレンパンの破損は、自分で修理するのは難しいため、専門業者に依頼する必要があるでしょう。自分でできる応急処置としては、まず、クーラーの電源を切って、コンセントを抜きましょう。次に、水漏れしている箇所に、バケツやタオルなどを置いて、水を受けるようにしましょう。そして、ドレンホースの詰まりを確認し、詰まりを取り除くようにしましょう。これらの応急処置をした後も、水漏れが続く場合は、専門業者に依頼するようにしましょう。