「うちには、なぜかよくムカデが出る…」そんな悩みを抱えている方はいませんか?もしかしたら、あなたの家やその周りの環境が、ムカデにとって住みやすい、あるいは侵入しやすい条件を備えているのかもしれません。ムカデが出やすい家には、いくつかの共通した特徴が見られます。自宅が当てはまっていないか、チェックしてみましょう。まず、「立地・周辺環境」です。山や森、林、雑木林、畑、田んぼなどが家の近くにある場合、ムカデの生息数が多く、家屋に侵入してくるリスクが高まります。また、家の周りに緑が多く、落ち葉が溜まりやすい、石垣やブロック塀がある、使っていない植木鉢やプランターが放置されている、といった環境も、ムカデの隠れ家となりやすく、発生源になる可能性があります。次に、「建物の構造や状態」です。築年数が古い木造家屋は、経年劣化により壁や基礎にひび割れや隙間ができやすく、ムカデの侵入経路となりがちです。また、床下の構造も影響します。地面が土のままの「布基礎」や、床下の換気が悪く湿度が高い状態は、ムカデにとって好ましい環境となります。湿気が多いと、ムカデの餌となるダンゴムシやワラジムシなども発生しやすくなり、それを追ってムカデが侵入してくるという悪循環も考えられます。さらに、「家の中の環境」も関係しています。押し入れやクローゼット、家具の裏、畳の下などが湿気ていたり、ホコリが溜まっていたりすると、ムカデが潜む場所を提供してしまいます。また、ゴキブリなどの昆虫が多く発生している家も、それを餌とするムカデを引き寄せやすくなります。観葉植物を室内にたくさん置いている場合、その土や受け皿がムカデの隠れ場所や湿気の供給源となることもあります。これらの特徴に複数当てはまる場合、あなたの家はムカデにとって「住みやすい家」あるいは「侵入しやすい家」になっている可能性が高いと言えるでしょう。しかし、これらの特徴があるからといって諦める必要はありません。家の周りの環境整備(除草、落ち葉掃除、不要物の撤去)、湿気対策(換気、除湿)、侵入経路の封鎖、そして家の中の清掃と整理整頓といった対策を地道に行うことで、ムカデが出にくい環境へと改善していくことは十分に可能です。まずは、自宅の状況を客観的に把握することから始めてみましょう。